ランナーズニー(腸脛靭帯炎)で足を引きずっていた患者さんが改善するまでの経緯

Y.Y 様

お住いの地域
大阪市
ご年齢
63歳
お仕事
会社員
お悩みの症状
ランニングを続けると痛みが出る。最近痛みが強くなった。

Y.Y 様が当院に来院された経緯

会社員のYさん。
5年前からランニングを続けると膝に痛みが出ていたが、少し休むと痛みが軽減していたし痛みがない時もあったので、そんなに気にしていなかったそうです。
2週間前から痛みが強くなり、歩くことも困難になり引きずって歩いていたそうです。
強い痛みが出ていたが、しばらくランニングを休めば痛みは引いていくだろうと思い安静にしていたそうです。
だが2週間たっても痛みが引くどころか強くなっているような感じで、その時には足を引きずらないと歩けないようになっていて、このまま安静にしていても改善しないと思い、ネットで近くの当院を探していただきご来院されました。

初回のカウセリングの様子

Oさん初めまして、本日担当する川上です。宜しくお願いします。
早速ですが現在の症状に至るまでの経緯についてお話いただけますか?

5年前からランニングをすると痛みがあったんですが、少し休むと痛みが緩和したり、ランニングをしていても痛みがない時もあったので、そこまで気にはして無かったんです。
ですが、2週間前から痛みが強くなり、しばらくランニングも休んで安静にしていたんですが、一向に良くならず、歩く時も痛くなり足を引きずらないと歩けないようになったので、近くの整体を探してここにきました。

なるほど、詳しくありがとうございます。
痛みが強くなって2週間も痛みが引かず、痛みもひどくなってきたら不安になりますよね。
しかも安静にして使っていないのに痛みがひどくなっていると余計に不安も強くなりますよね。
ではYさんの体の状態を検査させてもらいますので立ち上がってもらっていいですか?
 

検査の結果

検査の結果、、、

  • 肝臓
  • 身体全体のバランス
  • 足首の硬さ

これらに反応。
安静にしていたのに改善しなかった原因が「肝臓、身体全体のバランス、足首の硬さ」にありました。
それらを、Yさんに一つ一つお伝えして施術計画をお伝えしました。
特に大事なのが身体全体のバランスを良くすることです。
ランニングなど同じ動作を繰り返し行う運動は身体のバランスが重要です。体幹トレーニングとすると怪我をしにくくなるなど聞いたことはあると思います。
しかし、身体全体のバランスを取り除くだけでは再発の予防まではてきません。
そこで重要になるのが肝臓の疲労です。
病気ではないですが、東洋医学のみかたでは疲労している状況です。そのため、全身の血流が弱り、寝ても回復しない身体になっているんですね。
体が回復できないと筋肉や関節が固くなってしまいます、ですので肝臓の疲労を取り除くことで関節の柔らかさが維持出来るので再発の予防にもつながります。
まずは、この問題点を調整していくことで経過をみながら施術の間隔や処置を変えていくことにしましょうとお話して初回の施術に入りました。
症状、体質改善には目安として3ヶ月ほど期間をみてもらいます。

初回の施術

初回は、全身の血流と、内臓の調整を軸に行います。
そうすることで、内臓の機能が引き上がります。
その後、身体のバランスや足首の調整をして終了。
施術後は関節の動きもよくなり、この状態をキープするために施術間隔を最初はなるべくつめて来るように指導。
次回は最短でこれる翌日に予約して帰られました。

2回目の施術 初回の翌日

症状はまだ当然大きく変化はないと思っていましたが、
「痛みは少しマシになりました」とYさん。
今回も前回同様に血流と内臓を中心に、股関節と足首の調整を行いました。
引き続き、筋力トレーニングなどの激しい運動は控えるように指導し終了。
体の回復力が下がっているときに激しい運動をすると症状の改善が遅れることがあります、まずは体を休めることが早く改善する近道です。
次回も最短で来れる4日後に予約して帰られました。

3回目の施術 初回より5日後

「歩く時の痛みはほとんどありませんが、走ろうとするとまだ痛みはできます。」とYさん。走ろうとすると痛みはありますが、普通に歩く時には痛みは無くなっているので身体が良くなっているのは実感している様子。
しかし、施術前の検査では、肝臓の疲労が残っていました。痛みは軽減してきていてもまだ安心できない状態でした。
引き続き内臓と身体のバランス、足首の調整を中心に進めます。今回から膝の調整も追加。
ここで、良い変化としては、股関節、足首の状態が良くなってきたことです。
関節の遊びも広がり、関節が柔らかくなっていました。
内臓の状態がまだ安定していないので、期間を詰めてきた方が良い状態です。
次回も最短で来れる4日後に予約を取って帰られました。

4回目の施術 初回より9日後

「走り出す時の痛みがマシになってきています」とYさん。まだまだ痛みはありますがかなり軽減してきているとのこと。
内臓の状態がまだ疲労が残っている為、このまま施術ペースは4日おきくらいで、内臓の疲労を取り体の状態が安定するように調整していく計画をお話しすると、Yさんは安心されていました。
次回は4日後に予約。
 

5回目の施術 初回より13日後

「膝の痛みが強くなりました」と不安そうなYさん。
痛みが減ってきたので、ランニングを1時間ほどしたそうです。ランニング中は大丈夫だったそうですが、後から痛みが出てきたそうです。
検査してみると、前回に比べ足首の動きが固くなっていました。
やはり、内臓の状態が安定していなかった為、関節の状態が固くなってしました。
引き続き内臓の状態を引き上げるために、内臓を中心に股関節、足首、膝を調整。
今回は足首の状態を維持するためのセルフケアを指導。
痛いは改善してきていましたが、今回は少し戻りがありました。しかし、初回に比べ体の状態は良くなっており内臓の状態が安定してきたら膝の痛みもさらに改善していく事を伝えました。
施術ペースは維持してもらうよう指導して終了。

7回目の施術 初回より25日後

歩く時や軽く走る時、その後もほとんど痛みが出なくなっているので状態はかなり良くなってきました。
6回目以降は7〜14日間隔で調整に来てもらいました。
日常生活には何の問題もありませんがランニングなど負担が多くなるとまだまだわかりません。
ランニングフォームの改善とストレッチ方法を伝えて今回で施術を終了することになりました。
当初の問題点であった足首、肝臓と腸疲労も良い状態で安定しているので、今回辛かった症状は足を引きずるほどの痛みどんどん痛みがひどくなること。このまま治らないんじゃないかと言う不安にもう悩むことはないとお伝えするとYさんは安心されていました。
感想の声をいただいて、終了。

[総括]
今回のYさんは、安静にしていたにも関わらず痛みがひどくなり、足を引きずるほどまで悪化してしまった膝の痛みが主訴でした。
症状は、歩くのはもちろん。立ち上がりに痛む、階段昇降が辛い、膝に力が入らずふらつくことで日常生活に支障がで続けていることでした。
痛みが引かず不安もあったそうですが、日に日に歩きやすさも出て来て、最終的には症状が気にならずにお出かけするのも楽しめるようになってくれました。
毎日の通勤が普段なら30分程度のところを1時間かせて通勤していたそうです。
膝に痛みが出ていると言うところだけでなく、日常生活で痛みによってどんな支障が出ているか、その面をイメージして施術に必要な箇所を判断していきました。
骨には異常がないので、いわゆる変形性膝関節症が進行している訳ではありませんから、問題点は上記した通り。
特に、肝臓疲労と足首はカギだったように思います。
Oさんの生活スタイルを把握して、要望もはっきりしていたので、それに沿って二人三脚で施術計画を進めていくだけでした。
結果的にランニングに不安なく復帰できるのに3ヶ月ほどで持っていけましたが、ご自身がお伝えしたことをしっかり信じて守っていただけたお陰で良い状態へスムーズにいけたと思います。
Oさん、喜びの声ありがとうございました!
これからも素敵なお仕事を楽しんでください。
マラソンの大会に出る時は応援に行きますね。
川上健史郎
 

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