本町の整体なら「Rinato鍼灸整骨院(リナト)」

小西 様

女性

◆お住まいの地域:大阪市

◆ご年齢:49歳

◆お仕事:会社員

◆お悩みの症状:左肩が痛くて、腕が肩の高さより上がらな

 

小西 様が当院に来院された経緯

年末に大掃除をしている際から、左肩が痛み出した小西さん。
特に捻ったり、手を突いたわけでもなかったので、そのうちほっておけば治るだろうと思っていたそうです。
しかし、正月が終わっても、1ヶ月たっても痛みが全く変わらず。
左肩が肩の高さよりあがらない状況で、周りの方から「そういうのから五十肩始まるらしいよ」と言われ、ネットでも調べたそうですが、そういう五十肩の始まりを経験した話をよくみて、より不安に。
インターネットで「五十肩 大阪」で検索して、来院。
特に肩関節の前側と、左肩甲骨の背中側が痛い状態でした。

 

初回カウンセリングの様子

院長:

小西さん初めまして、担当する川上です。宜しくお願いします。
小西さんは1ヶ月ほど前から、左肩が痛いということですが、今日までの経緯をお話頂けますか?

 

小西 さん:

はい、年末にいつものように大掃除をしていました。
窓拭きなどをしていましたので、そのせいかと思いますが、左肩が痛くなりました。
「筋肉痛みたいなものか」とほっておいたら勝手に治ると思っていたのですが、この一ヶ月間全く痛みが引かないんです。
左肩が痛いのですが、左腕を肩より上にあげれません。
年齢的に五十肩と思って、周りの人の話を聞いても、
「そんな感じから私も五十肩になったよ」
「五十肩って、ほんまの原因は未だにはっきりしてないってお医者さんが言ってたで」
など言われて、余計に不安です。
あっためても、休めても一ヶ月も変わらないなんて、やっぱり五十肩でしょうか?

 

院長:

そうだったんですね、確かに小西さんの周りの五十肩経験した方から聞かれたように、そんな感じからスタートする方もいるし、原因は実際これっていうのは解明されていません。
一ヶ月も肩より上に腕をあげれないとなるとそれは不安だと思います。
でも、五十肩かどうかはまだわかりませんよ。
今から検査して、状態をチェックしていきましょう。

 

検査の結果

検査の結果、、、

  • 胃腸、すい臓の疲労
  • 左股関節、骨盤の捻れ
  • 頚椎の2、6、7(首の背骨のこと)

これらに反応。
一ヶ月、原因がわからず左肩痛で腕が肩よりあげれない原因が胃腸、すい臓の疲労と骨格(骨盤、股関節、頚椎)にありました。
それらを、小西さんに一つ一つお伝えして施術計画をお伝えしました。
特に大事なのが胃腸、すい臓疲労を取り除くことです。
胃腸、すい臓に少し刺激を入れて左腕をあげてもらうと、肩の高さで痛かったのが、耳の近くまで痛くなくあげれるようになりました。
「エッ、なんでですか?」と小西さんはびっくりしていましたが、肩が痛くて上がらない大きな原因が胃腸、すい臓から来ているので、こういう変化がすぐに出ます。
左股関節と骨盤の捻れ、頚椎2、6、7の問題ももちろん症状を引き起こす原因になっていましたが、主には胃腸とすい臓の疲労で左肩の血液循環が低下して痛みが引かないのと肩があげられなくなっていました。
病気ではないですが、東洋医学のみかたでは臓器が悪いのではなく、疲労している状況です。そのため、全身、特に左肩の血流が弱り、日々寝ても疲労が回復しない身体になっているんですね。
お話を聞くと、予想通り甘いものの摂取量がかなり多い様子。
すい臓疲労は特に甘いものの摂取量が多い方の特徴です。
小西さんはチョコレートが大好きでコーヒーと一緒に毎日よく食べられていました。
特にチョコレートがすい臓を疲労させている要因になっていました。
また、股関節と骨盤、頚椎のねじれから、足組みをするクセが見受けられたのでお聞きすると、やはりこれも毎日の習慣、癖があったようで負担をかけていたことに気づいたのか「はっ」とした表情をしていました。
それらの問題があることによって姿勢も崩れやすく、循環も低下して、左肩の症状がたまたま大掃除をきっかけに出たようです。そして、一ヶ月も肩をあげれない状態に。
この状況だと症状は改善しなくて当然という状況。
そういうカラダでした。
まずは、この問題点を調整していくことで経過をみながら施術の間隔や処置を変えていくことにしましょうとお話して初回の施術に入りました。

施術

初回の施術

初回は、全身の血流と気の流れ、内臓(胃腸、すい臓)の調整を軸に行います。
そうすることで、内臓の機能が引き上がり、左肩周囲の血流が良くなります。
股関節と骨盤の調整から、頚椎の柔軟性も取り戻す調整をして、左肩のチェックを。
座ってもらって、左肩をあげてもらうと、耳まで上がり、「痛くないです!」と喜ばれていました。
思ったより、すぐに反応が出ていましたが、最初はこの状態を維持しにくいので、次回は最短でこれる3日後に予約されました。
チョコレートとコーヒーと摂取、甘いもの、お菓子は極力控えるようにすることだけ守ってもらいます。
そして、お水を取ること。血液循環を引き上げるのにまず取り組んでほしいことになります。
「どうしても間食をしてしまうと思うんですが、何だったら食べてもいいとかありますか?」と最後に聞かれたのでナッツをお勧めしました。
ナッツは内臓への負担がお菓子やチョコレート、菓子パン類よりも少なく、腹持ちもいいのが理由です。

 

2回目の施術 初回より3日後

「だいぶ楽になりました、あれだけ左肩が痛くて上がらなかったのに、、、」と驚いた表情と安心の表情で小西さんは施術前話されました。
「一気に楽になったので、一人紹介して連れてきました」と紹介までしてくださいました。
僕はお伝えしてたように、まだ痛みも可動域も安定していくにはもう少しかかると思っていたので、想像以上に良い状態で驚きました。
「チョコもコーヒーもこの3日間我慢して、お水をこまめに飲んで、足も極力組まないように頑張りました。間食は教えてもらったようにナッツにしてます」
と、お伝えしたことを全て守ってくれていました。それが、状態が安定していることに繋がっているようです。
今回も施術前に身体のチェック。
頚椎、股関節、内臓疲労の問題は少し気になりますので、そこを中心に。
施術後はより、左肩の動きも良くなりました。
次回は1週間後に予約。
引き続き、この一週間はお伝えしたアドバイスを守ってもらいます。

 

3回目の施術 初回より10日後

「もう全然肩の違和感ないまま生活できてます」と小西さん。
状態をチェックしても、肩の可動域は問題なく、痛みも伴いません。
お仕事、自宅での生活上も問題なく以前のように楽しく生活できているようです。
今回も内臓、股関節、頚椎、骨盤の状態も良く、調整は前回同様にしていきました。
小西さんの抱えていた症状は不安がなくなり、「このまま五十肩になるんじゃないか。。。」といった感情も消え、安心されていたので今回で一旦終了することに。
「また、もしも何かあったらお願いします。これからも言われたことだけはしっかり守って行きます 笑」と、最後にgoogleに口コミをお願いして終わりました。

 

総括

今回の小西さんは、左肩の痛みで腕が左肩の高さよりはあげられない状況で困っていました。
年末の大掃除をしていた際に左肩が痛み出し、ほっておけば治るだろうと思っていたのですが1ヶ月全く変わらずに、肩の痛みで腕があげられない状況に。
服の脱ぎ着や上のものを取るときなど日常生活での支障よりも、年齢のことも気になり「五十肩にこのままなるんだ」という不安でいっぱいの中来院されました。
こういう状況だと、周りの五十肩経験者の方からも言われていたそうですが、五十肩になるのではという不安に襲われて当然だと思います。
ただ、お身体をチェックして行くとそうではありませんでした。
胃腸とすい臓、左股関節と骨盤、頚椎の2・6・7番に、左肩の痛みで肩をあげれない原因が見受けられました。
その原因と判断した箇所を調整し、左肩の動きを見てもらうと痛みなく耳まであげれるようになったので、こういうパターンは「偽五十肩」というようなパターンです。
造語ではありますが、五十肩に近い症状でクライアントさん自身は五十肩と思うけど、実はそうではない状態。
小西さんはこのパターンでした。
施術は原因となっている問題点を中心に、それに加えて、ご自身で生活習慣を改善するように徹してもらいました。
チョコレートとコーヒーが大好きなので、毎日多くの砂糖を取られていたのと、足を組む癖が主な改善点。
細かな部分は質問を受けながら、お答えして、取り組んでいただきましたが、このような施術以外の部分が改善にはものすごく大事になります。
その部分は、やはりその方によりますが、
身体の使い方、
食事面、
睡眠、
運動。
これらが主になります。
施術と、その方の生活習慣の改善点を組み合わせて取り組んで行くことで、悩みを解決するスピードが加速していきます。
今回の小西さんも1回でほぼ気にならなくなり、3回で施術終了できる状態までいきましたが、ご自身の努力が大きかったです。
みんながみんな、小西さんのようにスピード回復するわけではありませんし、100%改善することは約束できませんが、施術はうまく行くにはこのような取り組みがとても大事。
もし、あなたも小西さんのように、急に肩が痛くなって腕が肩より上にあげれない。
五十肩になって行くのではないか、、と不安でたまらないならぜひご相談ください。
案外、よくなるものですよ。
川上健史郎
 

 

 

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