kei sagawa 様
◆お住まいの地域:兵庫県川西市
◆ご年齢:31歳
◆お仕事:会社員
◆お悩みの症状:腰痛
kei sagawa 様が当院に来院された経緯
趣味がゴルフのsagawaさん。週に一度は打ちっぱなし、月に2回はラウンドへ。
そんな日々を送っている中、一ヶ月前にゴルフをし過ぎたために腰を痛めたとのこと。
その際はストレッチや温めることを行い、痛みは引いてきたそうですが、その後痛みが再び出現。
歩くのも辛い激痛が走る状態に。出社しても仕事にならなくなったときにインターネットで調べて当院に来院されました。
初回カウンセリングの様子
院長:
sagawaさん初めまして、担当する川上といいます。よろしくお願いします。
腰が痛くて歩くのも辛い状況ということですが、これまでの経緯をお話頂けますか?
sagawaさん:
はい、ゴルフが趣味で毎週のように打ちっぱなしで練習していて、月に2回はラウンドに行きます。
もともとラグビーをしていたので腰痛などは経験ありましたが、今回は一ヶ月前にゴルフをしすぎたからと思うんですが、腰が痛くなりました。その後ストレッチやお風呂で温めてたら楽になったのですが、その後痛みがまた出始めて歩くのも激痛なくらいです。会社にいっても仕事にならないので、ネットで調べてこさせてもらいました。
院長:
そうだったんですか、詳しくありがとうございます。
かなり辛そうですね、また腰が痛くなってきて激痛を感じたのはゴルフをまた行ったのですか?
sagawaさん:
いえ、ゴルフは控えていました。立ち続けていたり、歩行時にしんどさを感じていたのですが、それが強くなってきたように思います。
院長:
そうですか、わかりました。
ではsagawaさんの状態を検査して、どうしていけば症状が楽になって仕事に戻れるようになるかみていきますね。
では、立ち上がりましょう。
検査の結果
検査を行っていくと、、
左の股関節
身体の循環
この2点に反応。
歩くのも激痛が走る腰痛の原因が「左の股関節と身体の循環」にあったことが判明
施術でこれを改善していくことになりました。
施術
初回の施術
初回は、身体の土台作りを目的として、
脳のリンパ液、上半身の捻れ、骨盤の捻れ、筋肉の膜、左股関節を調整。
施術後はまだ痛みが残る状況ですが、3回ほどである程度痛みが取れることをお伝えして終了。
次回は最短でこれる3日後に予約して帰られました。
2回目の施術 初回から3日後
前回の施術後から2日間は痛みがあったそうですが、「今朝から楽になってきました」とsagawaさん。
調整は前回と同様に身体の土台を作るのを目的に行いました。
次回も土台を安定させるために3日後にきてもらうように指導して終了。
ゴルフやトレーニングはまだしないようにお伝えするのと、砂糖や食べすぎだけ控えるようにしてもらいました。
3回目の施術 初回より6日後
「歩くだけでも激痛が出ていた症状は気にならないです」とsagawaさん。
歩くのは大丈夫なようですが、立位が続くと腰部のだるさがが気になるようです。
調整は前回と同様に。それに加え、下半身を中心に関節の調整を行いました。
症状も落ち着いているので、次回は10日後に予約して帰られました。
4回目の施術 初回から17日後
調子が安定していたため、ゴルフ(150球)や長時間の運転を行ったそうです。その後少しズキズキしたが、以前ほどの痛みでもなく、翌日には引いていた様子。
今回は左の股関節、筋肉の膜、内臓の調整を軸にすすめました。
ゴルフの後は特に股関節の捻れが出やすいので、重要になります。
施術後、股関節の柔らかさを実感していました。
6回目の施術 初回より1ヶ月と1週間
3回目の後からゴルフをスタートし、ラウンドにもいっていたsagawaさん。
症状も気にならず、プレー中も楽しくゴルフができていたとのこと。起床時やゴルフの後少し張りが気になることはあるが、不安はないようです。
今後はゴルフのシーズンで頻繁にプレーするため、2週間から1ヶ月ほどのペースでメンテナンスに来たいと要望されたので、その方向ですすめていきました。
3ヵ月後
6回目以降、2週間から1ヶ月ほどの間隔でメンテナンスに来られていたsagawaさん。
ラウンドに打ちっぱなしと頻繁にプレーしていても腰の症状は少し張りが出るくらいで、翌朝にはスッキリしている状態に身体が変わってくれていました。
当初の原因であった、身体の循環や左股関節の状態も安定。
不安もなくプレーに仕事に取り組める状況で、充実した日々を過ごしておられます。
総括
今回のsagawaさんは歩くのも激痛が走る腰痛でお困りでした。
きっかけはゴルフのし過ぎということでしたが、確かに身体のチェックをしていくと、
左の股関節に問題が強くでていました。それに身体の循環が弱っている状況。
一ヶ月前に症状が出て、一度落ち着いたが、その後症状が少しずつ強くなっていった結果歩くのも激痛が出てきたのは、左の股関節の問題を全体で補正して歪んで生活していていたことが原因になっていると予測して施術をすすめていきました。
結果敵にsagawaさんは2回目で良くなり、ゴルフを再開されましたが、ゴルフはちょっとフライングぎみにスタートされていました。こちらとしてはもう少し待って欲しかったですが、それでも順調に回復してくれました。
ゴルフをよくされる方は足首と股関節の捻れが蓄積されていって、骨盤や背骨、首といったヶ所に負担がかかって症状がでることが非常に多いです。
その蓄積された身体が限界に来たときに症状がでるんですね、おそらくsagawaさんも今回のケースはそうだったはずです。
ゴルフに限らず、スポーツは基本的に身体をこわしていくことで行うものなので、ケアが非常に重要になってくるんですね、今後もケアの意識をお伝えしたので、楽しく、痛みを気にせずプレーしてもらえればと思います。
川上健史郎