本町の整体なら「Rinato鍼灸整骨院(リナト)」

M.K 様

女性

◆お住まいの地域:大阪市淀川区

◆ご年齢:58歳

◆お仕事:コンビニ店員

k◆お悩みの症状:腱鞘炎,包丁がうまく使えない,手首が曲げ伸ばしで痛む

 

M.K 様が当院に来院された経緯

コンビニ店員のMさん。4ヶ月ほど前から急に左手の痛みが出てきて、不安になり整形外科へ。
検査の結果は「腱鞘炎
湿布と注射を3ヶ月かけて通院し、処置してきたそうですが、仕事や家事を休むわけにも行かないため手は休めることができない毎日。
症状が変わらず、手術をすすめられたそうですが、できれば避けたい気持ちも強く、不安になっていたところご主人が検索して当院に来院されました。
 

初回カウンセリングの様子

院長:

Mさん初めまして、担当する川上です。宜しくお願いします。
Mさんは4ヶ月ほど前に整形外科で腱鞘炎と診断されて、処置を3ヶ月したけど変わらずに現在に至るということですが、詳しくお話いただけますか?

 

M.K さん:

はい、私は長年コンビニで働いてまして、手は確かによく使います。
4ヶ月ほど前に急に左手が痛くなってしまって、そのままほってたら治ると思ってましたけどなかなか引かないから整形外科に行きました。
腱鞘炎と診断されて、湿布と注射の治療で3ヶ月ほど通院しましたが、安静にすることはできてません。手術をすすめられましたが、怖いし、家事も仕事も休めないので、、
曲げたりすると痛いし、包丁も辛いです。手首を使うのも怖くって。。

 

院長:

なるほど、詳しくありがとうございます。
また、お仕事以外では日常生活でどのようなことにMさんは困っているのでしょうか?
 

M.K さん:

そうですね、やっぱり安静にしてた方がいいのはわかっているのですが、そういうわけには行きません。
こちらは腱鞘炎の方も仕事とかしながらよくなっていると、HPにあったので、そういう風に治っていけたらと思ってます。

 

院長:

了解しました。
そうですね、お仕事も家事も休むわけには行かないですよね。
使いながらでも改善していくように、進めて行きましょう!
では、検査するので立ち上がりましょう。

 

検査の結果

検査の結果、、、

  • 肝臓疲労
  • ヒジ関節
  • 頚椎(首の背骨)

これらに反応。
注射や湿布を三ヶ月しても引かない腱鞘炎の原因が肝臓疲労とヒジ関節、頚椎にありました。
それらを、Kさんに一つ一つお伝えして施術計画をお伝えしました。
特に大事なのが肝臓疲労を取り除くことです。
肝臓は全身の血液の三分の一が流れている臓器。
病気ではないですが、東洋医学のみかたでは疲労している状況です。そのため、全身の血流が弱り、日々寝ても疲労が回復しない身体になっているんですね。
そして、左のヒジの関節と頚椎の関節に問題がありました。可動域制限が強く出ていたのです。これがあると腱鞘炎の症状は引きにくくなります。
まずは、この問題点を調整していくことで経過をみながら施術の間隔や処置を変えていくことにしましょうとお話して初回の施術に入りました。
症状改善には目安として期間として3ヶ月ほどみてもらいます。

施術

初回の施術

初回は、全身の血流と気の流れ、内臓の調整、さらに頚椎とヒジ関節を軸に行います。
そうすることで、内臓の機能が引き上がり、頚椎とヒジ関節のつまりも減り、腱鞘炎の起こっている箇所に血流が良くなります。
施術後は全体のバランスも良くなり、この状態をキープするために施術間隔を最初はなるべくつめて来るように指導。
次回は最短でこれる4日後に予約して帰られました。

 

2回目の施術 初回より4日後

前回から4日後、施術前にカラダのチェックから。
手首の曲げ伸ばし痛は、伸ばすときの痛みはまだ変化がありませんが、曲げる際の痛みは減っているとのこと。お仕事は通常通りに行かれています。
施術は内臓と頚椎、ヒジ関節を軸に、今回は手首の調整も加えました。
水分と睡眠の不足がカラダに負担をかけているので、その点を注意してもらうようにお伝えして終了。
次回は3日後に予約して帰られました。

3回目の施術 初回より7日後

雑巾を絞る際と重いものを持つときに特に痛みを感じるそうですが、前回の手首を伸ばす際の痛みは軽減しているとのこと。
仕事は土日以外フルで出勤していますが、忙しい中でもなんとかこなせているようです。
調整は内臓、手首、ヒジ関節、頚椎を中心に。
ヒジと手首はつまりがまだありますが、仕事と家事をしているのでうまく調整しながら腱鞘炎の箇所の負担を減らしていく計画です。
次回は4日後に予約して帰られました。

4回目の施術 6回目の施術 初回より22日後

仕事はかなり忙しいそうですが、「なんとかやれてます」とMさん。
忙しい店舗のようで、負担が大きいそうです。
手首やヒジのつまりはやはり出てきますが、初診時よりは明らかに軽減しています。
手首は外に捻ると腱鞘炎の箇所が痛みますが、曲げ伸ばしでは痛みは出ていません。
今回は内臓、頚椎、手首、ヒジ、手指の関節の調整を行いました。
次回は6日後に予約して帰られました。

 

11回目の施術 初回より56日後

初回より約2ヶ月。仕事の多忙さと家事はこなしながらですが、症状は順調に徐々にですが軽減しています。
「孫を抱っこすると痛みきたけど、重いもの持つ以外は大丈夫になってきてますわ」とMさん。
調整は内臓や上肢の関節、頚椎を中心に。
仕事も忙しいわりには動きも良いままです。
次回は1週間後に予約して帰られました。

 

14回目の施術 初回より76日後

初回より、2ヶ月半たちましたが、当初のMさんの悩みだった、包丁が辛い、手首が曲げ伸ばしすると痛む、仕事や家事が痛みで気になってしまうといった状況はほとんどなくなったとのこと。
仕事中も家事も痛みは「そういや、気にせずやれてます〜」とMさん。
「明後日孫も来るけど、抱っこもいけそうです。重たいものも仕事で持ってるけど大丈夫ですし」
不安もほとんどないようです。
「油断だけしないように、お伝えした手の使い方と生活習慣を意識してもらってたら大丈夫なので、次回とその次も良好だったら治療終了にしましょう」
と提案して終わりました。

 

16回目の施術 初回より3ヶ月

初回より3ヶ月が経ちました。
経過も良好で、今回の訴えとしても、仕事や家事の疲労くらい。
「大丈夫ですわ〜」と安心している表情を見せてくれていました。
調整は疲労を蓄積させないようにすることと、内臓機能、頚椎、ヒジ関節、手首、手指関節を調整して、Mさんが仕事も家事も安定した状態でこなせるようにしていきました。
今回で施術終了として、「また何かあったらお願いします、ありがとうございました〜」とMさん。
感想の声を頂いて終了しました。

 

総括

今回のMさんは「腱鞘炎で、仕事も家事も休むことができず、包丁を使うことや仕事で手に負荷をかけて業務をすることが痛みで辛い」そんな状況で困られていました。
コンビニ店員のため、次々とレジ作業をすることは当然、品出しや重たい宅配の処理もこなさなければなりません。
4ヶ月前に急に手が痛くなり、病院で腱鞘炎と診断されて、注射や湿布の処置で3ヶ月通院したそうですが、変化が出ずに手術をすすめられたところで来院。仕事や家事をしながら良くなった患者さんの声をみて来院されました。
検査をしていくと、注射や湿布、睡眠不足の影響か肝臓疲労が強く出ていました。それに関節としては首、ヒジ、手首といった箇所に問題が見られました。
その問題点を調整していくことで、腱鞘炎の箇所に血流を促し、組織の修復をしていくように施術計画をたてて、Mさんに説明。
期間は3ヶ月ほど。
仕事をしながらのため、その日の手の使い方や腱鞘炎のかばい方で負担のかかっている箇所は違いましたが、基本的には肝臓、頚椎、ヒジ、手首を中心に進めました。
じわじわと回復していき、仕事も多忙でしたが休まずに進んでいけましたが、やはり手の使い方の指導は大事です。
Mさんの手の使い方を聞いて(仕事や包丁など)、負担の少ない使い方を指導した上で、Mさんは守ってもらうことを徹底してくれたので、うまくいったように思います。
コンビニの業務は多岐にわたるので、通院当初はまだ痛みも大きく変化しにくいため不安だったと思いますが、指導通りに通院してくれました。
3ヶ月計画的に施術を進めてきたので、今後もお伝えした手の使い方や生活習慣を守ってくれれば、今回出た腱鞘炎は出ることなく生活できるはずです。
何気ない手の使い方が腱鞘炎を起こすことは良くあることです。患者さん自身は気づいていないことがほとんどですが、そこに気づいてもらい、修正することがとても大事な疾患です。
もしMさんと同じような状況であなたが悩んでいても、仕事と家事をしながら改善していくことは可能です。近所の病院や整骨院で「安静にしておいて」と言われたけど、そういうわけにはいかないならぜひ一度ご相談ください。
計画的に施術を進めていけば、Mさんのように良くなっていきますよ。
川上健史郎
 

本町の整体なら「Rinato鍼灸整骨院(リナト)」 PAGETOP